Tag Archives: 医療

治療者の「志」

添付の写真は頼みもしないのに相手から勝手に私の治療院宛てに送って来る接骨院向け「情報誌」に付属された広告を一部をスキャンしたものです。 文章を読んで見ると「劇的な変化を起こす施術」・・と言う能力があると前提されているようです。しかし、患者を一回で治す力があるにもかかわらず、その力を発揮せず、「何度に分けて来院させる」事が治療者に勧められます。 患者を治せるなのに通わせる。 私の感覚ではそれが道徳に反する行為です。 では、治療者本人が例えば午後治療しながらぎっくり腰になり、翌日に仕事出来るため一回の治療で状態を治めて欲しいのは自然ではないでしょうか。該当の治療者は他の治療者を依頼して「何度に分けて治して貰いたい」と希望するのは極めて想像し難いと思います。そうであれば、どうして患者にそれを薦めるのでしょうか。 この「何度に分けて来院させる」事は国全体進めている医療=医療産業にする事でしか説明出来ません。つまり、収入を増やす小細工です。 私は個人的このような今の医療現場を、再び言葉を借りて申し訳ないが、「習うより慣れろう」と言う言葉に因んで「治そうより通わせろう」で表現出来ると思います。治療者の失格である事と信じています。 それともこれは「ビジネスモデル」とみなすべきか? 私はそのような世界ですみたくない。 Advertisements

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常識はどうしたでしょうか。

(読売新聞に以下の「意見」を送信しました) 拝啓 私は神奈川県葉山町で小さな鍼灸院を経営しているドイツ人鍼灸師です。時々貴社の「医療ルネサンス」欄を見ています。 今回「高齢者の薬2/6」を読んで特に唖然としました。 複数の医療機関にかかる患者が重複する薬が処方される。つまり、それぞれの医療機関の医者は目の当りの患者は他の病院に行くかどうか、そこで処方された薬があるかどうかは確認を怠るだけではなく、全く興味を示さない事は決して稀ではありません。薬による問題があると疑われる必要性がある場合、主治医に問い合わせたりすることありますから、左記の発言は経験によるものです。又は鍼灸師は医者に患者の事を問い合わせること自体が迷惑行為とされているらしい。 しかし・・・ 貴社の記事を読んでもともとその大量の薬を処方した医者は常識が全くないと判断せざるを得ません! 一般常識:高齢者は「当然」他の医者にもかかる/薬を飲むはずです。なのに確認しません。 科学的常識:臨床試験に於いて「相互作用」が調べられるのはせいぜい2、最高の場合3種類の薬程度です。 そこで10種類やそれ以上の薬を患者に飲まして、何の副作用が起きないだろうと考える医師が考えられないほど無知と言いようしかない。 そのような危険行為を繰り返す者を本当に放し飼いしてもいいのでしょうか。 国民を必要ない危険に晒す気がして仕方ありません。 無論、立派に使命を果たす医者も数多くいますが、記事から窺える常識なし=危険な医者の数は多すぎます! 言うまでもないでしょうが、そのような「薬の出し方」年間何兆円単位の無駄遣いでもあります。 もうそろそろ「医者様」(悪)夢から目を覚ました方が「身のため」ではないでしょうか。 だがま、私はただの鍼灸師しかありません。 「鍼灸師なんか何が分かるか」と常に(←常識!)言われます。 Thomas Blasejewicz

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医療福祉の課題

例の「治療家マガジン」に1-2週間前に第三話が掲載されてきた: http://www.chiryouka-shigoto.com/report/?p=3034 タイトルは又編集者によって変えられたが、意味は通じなくもないでしょう。 現在政治家が恰好付けて、自分はいかにも医療/福祉に尽くしているかをアッピールをしているのは流行っているが、私には国を破滅に導く「ビジネス」にしか聞こえない。 そこで既に30年前にWHOから「答え」が出された: 人類全体にまあまあの医療/福祉を届けたいなら、伝統医療に頼らざるを得ない。 使えそうな主な伝統医療の概要を説明する本が30年前に出版された。 これは「東洋医学」限定ではないが、参考になる。 よければ上記の記事で見て下さい。

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捨てる財産

以前から何度も触れた話題:医療費の抑制や社会福祉の費用。 あるお婆ちゃん(85歳)の所に往診し、台所にビニール袋に大量の薬が入っている。それはどうしたかと聞いたら、「飲まない薬からいいの」と言われた。 その袋以外にも結構大量の薬が山積みになっている。果たしてそれを飲むのかが疑わしい。 本人は「いいの」と言っている。本人は良いかもしれない。 しかし、その薬を飲むか飲まないかと無関係で製薬会社が製造した物を医療施設に販売され、処方された上では必ず保険会社に代金が請求された筈。 その代金も誰かが払わなければならない。誰???国民全員だ。 あの捨てられる薬の代金は知らないが、その調子で行くと、年間何万~何十万円分になるかもしれない。そして薬をそのように「使う」年寄りのみならず患者の数も結構(!)熬に違いない。 年間どれ程のお金がゴミに捨てられてしまうか皆ご自分で計算してください。 * 処方する前に医者が形式だけではなく、ちゃんと患者が本当に薬を飲んで、必要とするかを確認して欲しい。 * そもそも出されている大量の薬は「必要」か。私はそう思わない。 * 「医療」はもう少し人間らしくしてしまえば=患者とお話しをしたりして、生活「指導」したりして、昔ながらの「手当て」を施せば ・・・ 患者がもう少し安心出来、自己管理も出来るようになると信じる。 正に鍼灸の出番。 だが長年そういっているなのに、誰一人興味示さないようだ。 それなら、国が崩壊する事を待つのみのような気がする。

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消費税 - 社会福祉

さて四月一日→消費税が上がり、その他生活費のほぼ全ての事は高くなる嬉しい時期。 だが、果たし消費税の増税によって「社会福祉」は助かるだろうか。 私はとてもそう思えない! 社会福祉の中で医療保険に使うのは今頃凡そ40兆円ほど。毎年一兆円規模で出費が増えるそうだ。その対策は国民からさらならお金を搾取するのは懸命とは言えない。先ず!!!国民の健康(生活)にもう少し気を配り、現時点で不要=無駄遣いを改善すべきだろう。(私はその事をもう20年前から言い続けている。) 増税に期待出来る効果はどれほど空想かが、4月一日に来た患者(72歳)が証明してくれた。 もう10年ほど来ているから私は状態を良く把握している。 最近「気持ち程度手が痺れている/はばたい」(この患者は常に「気持ち程度」で客観的に立証出来ない症状を訴えている)と訴えて整形外科に受診した。整形外科では所謂理学検査はせず、先ずレントゲン写真を撮り、採血し、血液検査を注文した。写真は軽度の頚椎の変化を示したらしいから、保険診療の必要性に従え、カルテに「変形性脊柱証」などの複雑な病名を記録したが、その説明は患者に説得力がなかった。画像所見と臨床所見の関連性は非常に乏しい事が全世界では常識となっているなかで矢張り医者も大人しく「分かりません。暫く様子を見よう」と言えばよかったでしょうが、先ずスタンダードパターンの処方が出た:痛み止め、胃の薬と筋弛緩剤。患者は最初から「痛み」を訴えていないし、説明に納得しなかったため、痛み止めと胃の薬の最初から飲むつもりはなかった。 しかし、医者の説明は説得力がないのも医者に言えないし、いらない薬を貰ってそれを飲もうとしないのも言えない。(私には言えるが・・・) 常に複数の病院に罹り、定期的血液検査もされているから、今更新しい情報が現れる見込みはない。 つまり: 最初から医者に罹ること自体が余計な世話であった。 まともに患者も診ない医者が高価な検査(レントゲン、血液)を注文するのも勿体無い。 患者を「来させる」=無駄遣い。生活指導などはなし。 患者本人は貰った薬を飲もうとしない=効果の薬物がそのままゴミ箱行き。 この「セット」患者を本当に治そうとしない医者と全て無駄だと最初から分かっているのに、受診する患者 → それは現時点で国民健康保険の少なくとも4/1を無駄にしてしまうではないかと確信している。 だが「医療」は今「産業」であり、患者は「金の卵を産む鶏」だ。この調子で現在先進ヶ国が自分自身を尽くしてしまう。子供や孫に未来がなくなる・・・ 数字:「4/1」は迫力ない。 40兆円の4/1もピンとこない。 それでは10兆円と言いましょう。いま一つ。 100000億円(= 10,000,000,000,000 円)ではどうだろうか。ここでやっとその規模が垣間見られるようになる・・・

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外来 - Sprechstunde

私個人的は商売と殆ど縁がない。しかしこの際一度「時間–商売–治療」の話をしたい。 鍼灸治療、理学療法などは入院患者や西洋医学治療の一環でない限り、開業形態で一種の仕事=商売であるのは間違いない。よって、治療=製品・サービス=支払われる対象である(べき)ものは言うまでもない。治療は無料奉仕として施せる人は余りいないはず。 ただし、治療と時間の区切りに関して議論の余地がある。商売としてあるサービスは決まった時間内に行い、決まった報酬で支払われるの基本でしょう。この基本概念に基づいて殆どの治療院で掲げているメニュー、例えば40分コースは6000円、が提案される。今まで見た治療プランに使われる時間の単位は 通常「分」である。30分、45分、60分など。この関連で先日メールマガジン「1分単価が大切な理由はズバリこれ!」の記事で始めて知ったのは「一分単価」だ。一分区切りで治療の事が考えられるの今回始めて見た。これは “time is money” と思い出させてしまう(出典:Benjamin Franklin の著書 “Advice to a Young Tradesman” (1748)。 治療を割り切って「仕事」や「営業」と見なしてしまえば、治療時間を厳守したりして、 一分単価で仕事の値打ちを図るのは正論に違いない。 ただし、「治療」は単純な商品ではなく、治療者 – カタカナ表現大好きな時代ではヒーラー – が人助けをする人だし、東洋医学は部分のみではなく、全体的な見方する上では予想外な展開や話が出る可能性はいつもある。自動車修理工場のように一部しか診ないのは治療に関する満足度を低下させると考えられる。私は患者の立場であれば、そのような対応は喜ばない。 手間味噌だろうが、私は治療は終わるまで掛かる時間を指定しない。悩みの多い患者の場合治療時間当然長くなる。そういう意味の治療は “timeless” (時間で計り知れない)であるからこそ “priceless” (お金で買えないほど非常に貴重)でもあるかもしれない。 現在実際の状況は異なっても、且つで日本の医療に強い影響を及ぼしたドイツで「外来診療」を “Sprechstunde” と言う。直訳では「話す時間」。治療者が患者の話しに時間気にせず耳を貸すのは極めて貴重なものと考える。 1分単価が大切な理由はズバリこれ! “time is money” -> The phrase was coined by Benjamin Franklin in … Continue reading

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国の借金と社会福祉(医療)

めでたし、めでたし国の借金は前代見門の線を越えた。先進ヶ国のなかでも情けのない記録だ。 現在町中そこらじゅうに自民党のポスターが張っている: 「日本を取り戻そう」 この状態になるまで過去半世紀国の運転席に座ったのは自民党じゃなかったか? 些かの責任を認識してもらいたい。 この状況になっても今尚目が覚めそうもない雰囲気が漂っている。 目が覚めるって??? つまり、明治維新以来政府とその時設立した医師会は一つコンビをなして、患者を早く治して家に帰すよりも「患者を通わせる」方針を貫いて来たから、社会の平均年齢が上がるに連れて医療費(社会福祉に掛かる費用)右肩上がり増え続ける。 終わりはない。 破産までは時間の問題のみ。 その遺産を受けつく今の子ども達はかわいそう! 政府の方針と医師の意識・境域によって「医療依存症」を作ってきた。 患者はすっかりとそれにはまっている。 それを利用して今風の言葉 → 健康産業、医療輸出、メディカルツーリズムなどが生まれてきた。 健康産業 = 医療産業は成り立つため必然的患者の数が多ければ多いほどいいし、一端「患者」になったら(医療産業の捕虜になって)なるべく死ぬまで医療のサービスや商品を使わせる。それはBIG!!!ビジネス。 打開策は東洋医学にしかないような気がする。 東洋医学は本来西洋医学のように禿げたかのように人が病気になるまで待って、その病人を治すべきではない。 「未病を治す」 人が病気にならないように指導する立場を職人気質(マイスター精神)にあるべき。そのような知恵と技術を駆使すれば現代の「医療費」の大部分は即座不用に成るはず。 そのような常識で当たり前の「節約策」に誰も興味を示さないようだ。 何故か。どっさりと金儲け出来る「仕事」(私には「詐欺」にしか見えない)が出来なくなるだろう。 さあ。この国はこれからどうするだろう??? 常識の東洋医学で健康へ? それともビジネスで破産に? 国民は審判下すでしょう。

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